【レトロ】CASIO personal-mini 電卓の普及に貢献した一台
CASIO personal mini
基本情報
| 商品名 | casio personal mini CM-606 |
|---|---|
| サイズ(mm) | 143x70x25 (LxWxH) |
| 材質 | プラスチック |
| 製造年 | 1974 |
| 製造国 | 日本 |
| 価格(当時) | 5,800円 |
| 電源 | 単三電池x2 or ACアダプター |

超絶アバウト解説
色々調べた情報とか実機を見て分かったことをゆるーく解説します。 一応、下調べはしているつもりですが間違ってたらごめんなさい。。
そもそもカシオミニって何?
カシオミニは1972年8月3日に発売された電卓です。当時高額だった電子計算機を小型・安価で販売したことで爆発的なヒットとなりました。
サイズは、その頃主流であった電卓の4分の1以下。さらに価格は3分の1以下の1万2800円を実現し、ライバルのメーカー陣に衝撃を与えた。『カシオミニ』は爆発的にヒットし、発売後10ヶ月で 100万台を販売。電卓の歴史においては、多くのメーカーが市場から撤退するほどの一大事として記憶されている。 カシオミニの誕生
とのこと。電卓が一般家庭に普及したきっかけを作った一台です。この爆発的ヒットにならって各社から似たような製品がポンポンと登場することとなります。ほかの製品についてはまたの機会に。。
安価にできたのは表示桁数が当時8桁が一般的だった中、蛍光表示管(VFD)を6つまで減らしたことも要因の一つです。桁数が減ったことによるデメリットは「画面を切り替えて分割して表示する」ことによって乗り切りました。
当時のCMがYouTubeにありました。答え一発!カシオミニ
CASIO personal miniについて
この機種は初代が発売されてから約2年後に登場した安価なモデルです。名前に「personal」がついている通り?低価格化によってより電卓の普及を目指した一台です。このひとつ前のモデルが9000円ほどだったのに対し、このモデルは6000円を切る価格となりました。初代は12000円ぐらいだったので2年で半額です。この時代の技術進歩のスピード恐ろしい。。
また、このモデルから必要な電池の数が単三電池4本から2本に減っています。電池いっぱい買わなくていいね。ありがたい。あと電池が減ったことによるおかげなのかサイズも一回り小さくなっています。
これらのほかにも旧機種からの違いなどは多々ありますが(計算方法・小数点対応等)説明すると長くなるので気になる人はWikipediaを見ていただければなと思います。
あと理由はよくわかりませんがACアダプターによる給電にも対応しています。中にバッテリーが入っているとか電池が充電できるとかではなく給電オンリーです。なぜ持ち運び型のモデルに付いているのかよくわかりませんが、もしかしたらこれを仕事でガツガツ使う人も想定していたのかもしれませんね。本格的な電卓は高価だったはずなので。
ちなみに裏の刻印を見ると「BATTERY SUPPLY 1.5Vx2 or use AC ADAPTOR AD-2S」とあります。 AD-2Sという型番で調べたところ出力DC 3V / 150mAのアダプターのようです。単純に電池の替わりという感じですね。
操作方法
この機種に関しては特にこれといってトリッキーな操作方法はなく、現代の電卓と同様の使い方ができます。初代は加算器方式で引き算が逆ポーランドっぽい入力方法になっていたり、小数点の計算ができない(割り算で小数になった場合は整数を表示して"▶“ボタンを押すと小数点以下を表示する)など制約がいろいろとあったらしいですがこのモデルでは特にそんなものはないです。
入力できる桁数は6桁(画面に一度に表示できる桁数)です。なので最大6桁x6桁の計算ができます。で、6桁に収まりきらなかった値は”▶“ボタンを押すと表示される方式になっています。よって結果は最大12桁表示できます。
謎機能 and 禁断のゼロ除算
多分personal miniだけではないと思いますが謎機能があります。 ÷ → = → ▶ で謎のカウントアップが始まります。ほかにも別のキーの押し方でもできるらしい。バクなのか何なのかよくわかりません。
みんな大好きゼロ除算もしてみましょう。ちなみにゼロ除算をすると000000と表示されます。▶を押してみるとまたしても謎のカウントアップが始まっています。多分中で無限に計算が走っているのだと思います。なんかもうちょっとわかりやすい表示だといいのですが今のソフトウェアで制御するコンピュータとは話が違いますからね。。黎明期の電卓らしいといえばらしいです。 AC or Cボタン押せば再度計算できるようになります。
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